ごあいさつ

働く人が、元気に健康でいられるように

企業は人の集まりです。
従業員の元気と健康が、その活動の基盤を支えるのだと確信しています。

私は、内科医として研鑽を積んだのち、縁あって二年弱ほど厚生労働省で勤務しました。
短い期間でしたが、私にとって、この経験はとても大きな転機になりました。
法令に触れたことで興味の幅が広がり、それが司法試験の受験へとつながりました。
そしてなにより、縦割り行政のなかで組織の一員として働くことの大変さを身に染みて感じて
働く人の健康を支えたいと強く感じました。

現在、私は、弁護士としても労働事件に対応していますが、近年は、メンタル不調をはじめとする従業員の健康に関する問題が端緒となって労使紛争に至るケースが増えています。
もっと早いタイミングでなんとかできていれば、無用な紛争は生じなかったのではないかと感じるケースも多々あります。

従業員が無理な要求をしているケースもあれば、会社側の対応が足りないケースもあります。
そのバランスを見極めて、会社がとるべき安全配慮義務の観点から適切な対応を助言し、紛争を防止する。
それが、産業医の立場だからこそ行いうる職務の１つだと思っています。

私は、産業医×弁護士として、従業員の健康を支えることを通して、皆様のビジネスを全力でサポートすることが使命だと考えています。