Case. 1

メンタルの不調で休みがちな従業員に対して、主治医の診断書に従って負担の軽い業務を担当させているが、そもそも勤怠が不良なので任せられる仕事が限られてきている。その分、他のスタッフに負担が出てしまっており、それを不満に思う者も少なくない。次第に職場の全体の雰囲気が悪くなってきているようで心配である。

Case. 2

思い込みが強く、指示がうまく伝わらないスタッフがいる。お客さまを怒らせて苦情を受けることが続いたうえ、上司に対して反発的な態度が見られたため、少し強い口調で指導したところ、ハラスメントを受けたと騒ぎ立てられてしまった。今後どのように接したら良いのか、大変困っている。

Case. 3

ストレスチェックをやったはいいが、その結果をどのように扱ったら良いのかわからない。高ストレス者が出たので、選任している産業医に面談希望者の対応をお願いしたが、日程の調整が難しいうえ、メンタルは専門外だからと、あまり相談に乗ってもらえない。

Case. 4

定期健康診断の有所見者が多数いるが、再検査は本人任せになってしまっており、会社としてはほとんど放置の状態である。できれば従業員の健康管理に目を配りたいし、近年流行の「健康経営」も気になってはいるのだが、人事労務担当者に余裕がなく、とてもそこまで手が回らない。